韓国ゴルフ界からの新たな美人刺客、
アン・シネは「セクシー系」 (3ページ目)
小学3年生のときに、家族でニュージーランドへ移住。そこでゴルフを始めると、中学1年生のときにはニュージーランド代表に選出された。そして2008年に帰国後、高校生ながら韓国の下部ツアーでデビュー。翌年にはレギュラーツアーに昇格し、2010年には年間2勝を挙げて賞金ランク3位となり、一気にブレイクした。
その後、やや低迷したが、アン・シネがそのまま終わることはなかった。2015年には韓国4大メジャーのひとつ、韓国女子プロゴルフ選手権を制覇。プレーオフの末にビッグタイトルを手にして、トップレベルの力が健在であることを改めて証明した。当時は、派手な私生活や外見ばかりが取り沙汰され、ゴルフの実力については疑問視され始めていたが、そうした悪評をも一蹴した。
そのアン・シネに話を聞いたのは昨年6月、韓国女子ツアーのBMW女子選手権のときだった。そのときのことは、今でも強烈な印象として記憶に残っている。
というのも、ラウンド後、ある記者から冗談まじりにこんな質問が出た。
「アン・シネさんには、どうしても練習嫌いというイメージがあるのですが、実際にはどうなのでしょうか?」
それに対する、アン・シネの切り返し、さらにその振る舞いが秀逸だったのだ。
「私がそうした目で見られているのはわかりますが、"練習嫌い"なんてとんでもないです。練習せず、努力せずして、どうしてレギュラーツアーで生き残れるのでしょうか。そうしたイメージで見るのは、もうやめてくれますか(笑)」
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